2003.03.19
やった人にだけ判る、些細な安らぎ。RAIDの勧め

念願だったRAID組込みが完了しました。
RAIDとは、複数のHDDを組み合わせて一つのHDDに見えるようにするハードウエア技術。
容量UPミラーリングによる信頼性UPが目的で使用する。
24時間365日稼動するサーバーでは必須ハードだ。

思い起こせば、去年の1月。
突然、パソコンが起動しなくなり、パニックに陥った。

ハード・ソフト開発をなりわいにしている私としては、
パソコンは、いつ壊れてもおかしくない事を十分理解しているつもりだった。
したがって、複数あるパソコンに、同じデータをコピーし、
パソコンの故障や操作ミスでデータを失っても、少し前に戻れる様にしていました。

また、万一火事で事務所ごと失っても、仕事が続けられるように、
常に最新データを環境ごとノートパソコンにコピーし、持ち歩く習慣がありました。
持ち歩くのは、もう一つ理由があり、お客さんのトラブル対策を24時間対応する為でもあります。

ところが、悪いことは重なるもので、まず最初にノートパソコンのHDDが壊れました
すぐに修理に出せばいいものを、自分で取り替えたいと思ったのが運の尽き。
数ヶ月間ほったらかしの状態であった。

自分で取り替えたいと思うには理由があり、内蔵のHDDは4.3GBで容量が不足しているので、
これを機会に20GBにUPしたいと思った事。
中を開けてどんなHDDかを見てからでないと、代替品を買えないのだが、バラバラにする方法が判らなかったからである。

次に、仕事の内容が、組立作業が続き、パソコンの前にはあまり座らない日々が続いた事。
こまめにバックアップを取る習慣が、薄れてしまった。

半年近くほったらかしにしていた仕事に、苦情が来てしまい、急遽開発作業に集中した為、
さらにバックアップを怠けてしまった事。

色々言い訳してもしょうがないが、その日は突然やってきた。

ある寒い朝、会社に出てきてパソコンのSWを入れたがうんともすんとも言わない。
私は慌てず騒がず、HDD点検の為、外して別のパソコンへ取り付け、内容を確認して見ました。

スキャンディスクをかけると、データ異常があちこちに出ています。
読めるうちにバックアップをと、思っているうちにどんどん不良セクターが増えていきます。
焦る気持ちを抑えながら、バックアップを取りました。

バックアップは、リトライを繰り返す為か、異常に鈍く、なかなか進みません。
とりあえず、一部のバックアップを完了したので、やれやれと思いつつ、
一休みしたのが運の尽き。
再起動をかけると、なんと認識すらしなくなってしまいました。

日ごろバックアップしているのは、開発中のプログラムや図面データのみであり、
メール、工数管理データ、勉強用のデータ、お気に入りURLなどなど、
さまざまな生活データを失ってしまいました。

「一休みなんかしないで、一気にバックアップすれば良かったのに」と後悔の念に苛まれ、
なんとうつ病にかかってしまったらしい。
(その時は判らなかったが、後から思えばその前から既に軽いうつ病状態だったのかもしれない)
何もかもやる気が無くなり、一時は生きているのさえ無駄な気になってしまいました。

その時気が付いたのが
「たった1万円もしない部品に、私は人生を賭けていたのか!」と言う事。
私が使っているパソコンは、¥39,800−の組立パソコンですから、正確にはたった4万円の道具に人生がかかっていた事になります。

仕事関係のファイルは、まあなんとかなったのですが、
うつ病ですから、その後の仕事は悲惨な状態になりました。

仕事をしないのですから、金が入ってこない。
金が無いので、ますます焦り、さらにうつ病スパイラルに突入します。
先にお金をくれる仕事に手を出し、終わりの無い泥沼の仕事に突入。
あてにしていた仕事は、手形になってしまって、支払いは半年後。
蓄えを使い果たし、ついには親からの仕送りを受ける始末。

最近ようやく復活の兆しが見えてきました。
知り合いから余ったHDDを貰ったのを機にRAIDを組み込みました。
作業はとっても簡単。
買ってきたRAIDボードにHDDを2器取り付け、ミラーに設定して、コピーすればOK。

久々に安らぎの時間を取り戻したと思ったのもつかの間、
知り合いの所で「パソコンの電源が燃えて、HDDが2器とも燃えた」との連絡が入った。

RAIDと言えども安心はできない。
こまめにバックアップは欠かせません。
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2002.12.21
こんなに簡単。DDNSとFTPサーバーの勧め

最近、仲間内で自前FTPサーバーが大流行。
以前から、メールでは送りきれない多量のデータをやり取りする方法として、
臨時のFTPサーバーを立ち上げて、相手にダウンロードしてもらう方法を
取っていた。
しかし、FTPクライアント専用ツールの操作は、嫌がられていた。

最近になって、自宅で仕事をせざるを得ない事情が発生し、会社のパソコンを
自宅からアクセスする必要が出た為、ダイナミックDNS登録を行い、
常時FTPサーバーを立ち上げて、仲間内に公開したのである。

これだけを言うとかっこいいが、要は無料のダイナミックDNSサービスに登録して、
BlackJumboDogというこれまたフリーのソフトを設定しただけ。
(このようなすばらしいサービスやソフトを提供していただいて、感謝感謝)
パソコンはWindowsXPだが、Win98でも可能である。
ADSLはフレッツの1.5Mである。

通常、FTPサーバーと言えば読出し専用の物を想像するが、私の公開したのは
FULLアクセスで読み書き自由なもの。
ちょうど、HP更新の為にプロバイダのサーバーをアクセスするような感じ。

さて、あいかわらずFTPクライアント専用ツールでは面倒だなあと思いつつ、
試しにインターネットエクスプローラでアクセスしたところ、なんと、自分の
パソコンのエクスプローラでファイルを開いているのと勘違いするくらい、
自由に読み書きたのである。

知らなかったのは私だけか。
さっそく仲間内に連絡したところ、誰も知らなかったではないか。
その後は、あっちでもこっちでもサーバー構築騒ぎとなった。

試しに、これ ftp://pao-guest:guest@cpj.dip.jp/ をクリックしてみて。
形式 ftp://ユーザー名:パスワード@サーバー名/
IDは pao-guest 、パスワードは guest にしてあります。
ページが見つからないと出た場合は、ページの更新をして見て。
どうしてもページが見れない人はあきらめてください。

今回参考にしたサイトのショートカットを入れておくので,出し入れして見て。
質問や感想などをアイデア会議室へ投稿してください。

なを、実験したあとは、きれいに掃除しておく事。
いたずらが多いようなら閉鎖します。

なを、BlackJumboDog は、プロキシーサーバーとして使われる事が多いが、
FTPサーバーのほか、Webサーバー、Mailサーバーとしても重宝している。

ただし、自前サーバーを開く場合は、くれぐれもセキュリティには気をつけて。
何が起こっても、私は責任を持ちません。
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